製品の詳細
Classic Ko 蒔絵文房万年筆・ボールペン
わびさび みたて 余白 ―――
日本の美意識は、モダンでシンプルなデザインを身近な品々にあつらえ、精神的な生活の豊さを育んできました。
ジュエリーの世界でそれらを表現し、伝統的な蒔絵の手法と現代的な感性を結びつけているClassic Ko(クラシックコー)。
その世界観をしつらえた、ジュエリーとともに楽しめる新しい佇まいの蒔絵万年筆・ボールペンです。
■品名「蒔絵文房万年筆・ボールペン」について
「文房」とは、読書や執筆をするためのへや、いわゆる「書斎」という意味があります。かつての文人は、文房の用具として文具に格別の愛着が認められ「文房四宝」として筆、墨、硯、紙が特に尊重されるようになりました。
これに見られる書き文字の嗜み方を今一度見直し、文房の用具として、蒔絵万年筆・ボールペンで思いのままに書いてほしい。じっくりと言葉を吟味し、大切な人に文を届けてほしい。書くという行為をもう一度大切な時間として取り戻していきたい。そんな思いで、「蒔絵文房万年筆・ボールペン」と名付けました。
■大下香仙工房とClassic Ko(クラシックコー)について
石川県加賀市で明治27年(1894年)より続く蒔絵工房、大下香仙工房は、初代・大下雪香(せっこう)が金沢で習得した高度な装飾技術を要する加賀蒔絵を故郷の山中の地で造り伝えてきました。高級筆記具、茶道具専門に研鑽しており、加賀蒔絵の持つ清冽さや繊細さ、優雅さの追求に傾注しています。
大下香仙工房のジュエリーブランド「Classic Ko」は、時代を経て受け継がれてきた装飾技術『蒔絵・漆』の手技を駆使しながらも、現代の感性によって継がれる独自のミックス感覚を持った美しさを築いています。漆で絵を描いた上から金や銀の金属粉を蒔いて固め、研磨して仕立てる卓越した技術を駆使して制作しています。
天然素材と伝統技術、現代の感性が融合したジュエリーは物語性も高く、国籍や世代を超えてお楽しみいただけます。