ステンレス発色の特長
カラードステンレスの蓋胴には、微細な色味と色調均一性に秀でており、角度を変えると色調変化する特性を持つステンレス発色技術を使っています。
メッキや塗装とは異なり、ステンレス素材の表面に極薄の酸化被膜を成長させ、光の干渉を利用して色を認識させるため、剥がれる心配がなく、耐久性、対候性に優れた素材一体の発色技術です。
世界初の特許技術により表面皮膜の厚みを高度にコントロールすることで豊かな色表現を可能にしたステンレス発色処理は、彩色すると同時に高い耐食性や抗菌抗ウイルス、抗アレルギー効果も付加することができ、製品の価値が飛躍的に向上しました。
今回採用したステンレス発色の特長である微妙な色味は「あたたかさ」や「やわらかさ」を感じさせ、身近で日常的なステンレス製品への応用が期待されます。
角度によって変化する色味はこれまでにない特徴的な製品が生み出せるはずです。