製品の詳細
パティナ
ひとつひとつ手作業による表情の違いが楽しめる金属着色の意匠。
金属の表面に魔法のように浮かぶ模様。
金属に職人の手とイマジネーションで、千変万化の表情を描く独自の技法は、どこにもない、オリジナルの発色をもたらします。
今回のブラウンパティナは斑紋孔雀色仕上と呼ばれ偶然が重なって誕生した色合いで、まだら模様の中に孔雀を彷彿とさせる美しさがあります。
同じ模様は全くない唯一無二の筆記具に仕上がっています。
金属着色技術のひとつ、斑紋孔雀色を施した蓋胴
金属素材の表面に腐食、錆びという特性を人為的に発生させ、独特の風合い、発色を生み出しています。
富山県高岡市で400年以上の歴史を持つ伝統的な技法と日々研究された新しい技術から生まれる金属着色の色は、金属に彩り豊かな表情を与えます。
今回採用した斑紋孔雀色と言われるブラウンパティナは金属着色の色の中でも伝統的な着色技術「糖焼き」から着想を得て独自開発されたカラーです。
薬品と炎をコントロールして、化学反応によって真鍮に鮮やかな色彩を発色させています。
ひとつひとつ手作業で施される金属着色の色彩は塗装では生み出せず、また鋳造品でしか表現できなかった伝統着色技法を発展させ、1mm以下の薄い銅板への発色を成功させたことで今回の筆記具へ応用した着色も可能になりました。
金属着色によって生まれた色彩はデニムを履き込むように使うごとに素材感を増していきます。
取扱い上のご注意
汚れが気になる場合は硬く絞った布で水拭きをした後、乾拭きし、必ず乾いた状態で保管してください。
水分が付着していると腐食・変色の原因となります。またアルコールなどの有機溶剤やお酢などの付着により変色する恐れがございます。
擦れなどでの表面の傷ができると、その部分から酸化が進み緑青・さびの発生や変色の原因となります。
真鍮着色については経年変化することが特長であり、その変化をお楽しみいただく素材特性となっておりますので、ご使用や保管にあたっての緑青・さびの発生や変色などによる返品交換は行いません。