




製品の詳細
新潟漆器
新潟漆器は新潟県新潟市周辺で製造される漆器のことです。
江戸時代、北前船が寄港していた新潟は、陸路や海路を通じて全国から多様な文化が流入してきました。
この地は江戸や大阪、さらには北海道に至るまで広がる販路を持ち、物資の貿易地として歴史的に重要な場所です。
新潟に漆器文化が根付いたのは江戸初期で、江戸後期には日本有数の漆器生産地として知られるようになりました。
新潟で製造される漆器は多種多様な色や模様が特徴で、『変わり塗の宝庫』と称されるほどです。
これは新潟が多くの物資の集散地であったことにより、全国各地からさまざまな人々や物品が集まり、豊かな漆器文化が形成されたことによるものです。
石目塗り
「石目塗り」は石が持つざらざらした肌合いを表現しており、塗膜が硬く表面にキズがつきにくくなっています。
金属への塗り
吸水性、乾燥性が低く、漆塗り加工には不向きと言われてきた金属の表面に、使用する材料の選定や調合、下塗り方法の変更、その他加工工程の変更など数年に渡る試行錯誤を繰り返し、ようやく金属への漆塗りを可能としました。
地の金属筆記具に施した温かみのある「石目塗り」の触感は唯一無二です。
新潟市の伝統工芸品である新潟漆器を世界にPRするため、2023年5月に新潟市で開催されたG7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議において、今回採用しているものと同じ色味の朧銀塗を施した角皿が夕食会に用いられ、また記念品として各国の大臣などに進呈されました。
※製品の中には黒い点が見られるものもありますが、工程の中で幾度も手作業で塗られる漆が見えているものでキズや汚れなどの不具合ではございません。
丁寧に仕上げられた石目塗りの1本1本異なる風合いをお楽しみください。
製品仕様
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