製品の詳細
書き味にこだわり、伝統の技を継承する名職人により究極のペン先作りに力を注いできた結果「万年筆のペン先といえばセーラー」といわれる程信頼され評価を得ることができました。
卓越した書き味で万年筆の醍醐味を味わえる確かな手ごたえがあります。
この誇れるペン先は、練達の職人だけが作ることができる逸品です。
「長刀研ぎ」開発の経緯
1911年の創業当時から伝わる長刀研ぎは、戦後万年筆の大量生産化が進みペン先加工も機械化が進むと一時姿を消しましたが、ペン職人小山群一、長原宣義らによりその技は継承されてきました。
1991年頃、お客様の声を参考に「斜めにしても書ける万年筆」を目指し、長原宣義が創業当時の研ぎ方をさらに改良する形で、現代の長刀研ぎとして復活させました。
【コンバーター内蔵】
コンバーターも「黒」にこだわったブラックIP加工の特別仕様です。
製品仕様
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Yoppyよっぴー2025年11月13日 20:15
長らく海外製の万年筆を使ってきましたが、日本語、特に漢字を書く際にかすれたり、うまく描けないことがありました。そこで、国産の万年筆ってどうなんだろう?と思い、SAILORのサイトを見たときに、「長刀研ぎ」のラインナップがあるのを知りました。漢字の筆跡を考慮した「日本語を描くための万年筆」という期待を込めて購入を決意しました。実際に描いてみると、漢字やひらがな、日本語を描くに際してかすれることなく描くことができて、とても満足しています。
一方で、かすれず描ける代わりに、どうしても筆跡が太い線になりがちです。これは、描きやすさの代償として、滑らかにインクが出る(供給される)ためで、言い換えればインクが出過ぎると言える印象です。これは、長刀研ぎのペンポイントの特性を理解して、使いこなすことでしか解決できないのかなと感じています。
この長刀研ぎのペンポイントを持つ万年筆は、毛筆で文字を描くのと似た、使いこなすための技術が必要なのかなと感じましたが、逆にそれが、書く楽しみに繋がるといいなと思います。
PCでの文書作成や筆圧を考慮する必要が無いボールペンで書く文字は、ペンを使いこなす必要が無い代わりに愛着や味わいが無いと感じます。日常の業務の文字書きとは違い、非日常で描く(書く)楽しみを味わいたい感覚です。
万年筆は、筆圧をかけず、柔らかく描く中で、文字を描く楽しさを実感しながら文書を書く面白さがあると思っています。
長刀研ぎのラインナップの中でも、黒地にゴールドのラインの、いわゆる万年筆(小説家のような文筆家が持つ典型的な万年筆)ではなく、黒地にブラックメタリック(ブラックIP仕上げ)のこのペンが気に入り、購入することにしました。
これから、使いながらペンポイントの特性をコントロールできるようなペン遣いができるといいなと考えています。長く使っていきたいです。 -
Yoichi2025年5月30日 17:41
セーラーさんのペンは書きやすく気に入っていましたが、知人から「長刀はセーラーさんの看板商品」と伺い奮発して購入してみました。最初はペンのコントロールに慣れず戸惑いますが、書いているうちに楽しくなる製品です。商品説明にあるとおりトメ・ハネ・ハライの出来栄えは、通常のペンとは全く違います。















